先日、Aopanda Party(APP)に盗難防止機能が導入されることが発表されました!
でも…
という方いません??
私も同じでした笑
でも学んでいく中で、APPホルダーさんになる方々を守るために導入された技術ということが理解できてきました!
この記事では、先日発表されたAPP(AoPanda Parry)に実装予定の「ぱんだロックとCAL」について、よくわからないという方のために、深掘りします!
今回の記事は、下記のTwitterスペースを参考にしています!
CAL(カル)とは?
CAL(カル)ってどんな機能のことですか?
CAL(カル)は、ザックリ簡単にいうと、盗難防止機能のことです!
難しい言葉を使うと、
”set ApprovalForAll:セットアプローバルフォーオール(*)というものを最初から制限する機能になります!
特定のアカウントに対して、所有する全てのトークンの転送を許可することができること。
簡単にいえば、
「全権限をお渡しします」
「何してもいいですよ🙌」のような意味です。
↑上記の場所が、set Approval For All(セットアプローバルフォーオール)が表示される場所です!
CAL(カル)は、setApprovalForAll(セットアプローバルフォーオール)の要請を出せるところを制限することで詐欺被害を減らすことにつなげる仕組みです!
Suiさんが作ってくれたCALの説明画像がわかりやすいので、こちらをみてください!
これが『CAL』というものなのですね!
プラットフォームを制限して安全なNFTのリストを作ってそこで管理しよう!
というようなイメージ!
もし制限をしていないと・・・
そんなー😭
だから、CAL(盗難防止機能)は必要なんですねー!
ぱんだロックとは?
ぱんだロックっていうのはどんなものなんですか?
ぱんだロックというのは、APPの独自サイトを作り、そこで操作をしてNFTをロックする機能のことです!
上記画像のように、
APPのNFTは専用サイトでロック/ロック解除を自由に行えます。
今ロックされてるか、されてないのかっていうのがひと目でわかるのは初心者にもわかりやすいですね😊
ロックすると、トランスファー(送信)ができなくなるので、別のウォレットに移動したりということが一切できなくなります!
つまり、
誰かがトランスファーの要請を出してきた時に、それをはじくことができるのです!
ぱんだロックは下記のイメージです!
SBT(譲渡不可能なトークン)にNFTを一時的に変換すること
SBT(譲渡不可能なトークン)はトランスファーさせない仕組みとなっており、誰にも渡せません!
ぱんだロックは、一時的にSBTの状態にするわけです!
ホルダーさん自身がSBTにさせることができます!
ホルダーさんだけがロックすることができるっていうのが安心感を強く持てますね!
でも、さっき紹介してくれたCAL(盗難防止機能)だけで十分じゃないんですか?
実は最近の詐欺サイトでは、approve(NFTの転送)の許可を出すだけではなくて、自分からトランスファー(送信)をさせるように仕向けてくるものが多いのです!
だから、二重三重の盗難対策機能を実装しようとエンジニアの方達が動いたそうです!
CALとぱんだロックの要点整理すると
上記になります!
CAL&ぱんだロック おさえるべきポイントは3つ
CALとぱんだロックについておさえるべきポイントを3つ紹介します!
- 新規プロジェクトのみ実装可能
- 機能オフ
- すべてのスキャムを防止できない
1つずつ解説します。
新規プロジェクトのみ実装可能
CALもぱんだロックも、既に販売されているNFTに実装することができません!
例えば、CNPやCNPJなどのNFTコレクションは不可とのことです!
機能オフ
今回初めての実装なので、上手くいかない可能性も0ではありません!
もし上手くいかなかった場合でも、CALとぱんだロック機能をオフにすることは可能です!
万が一、上手く行かなかった時も、機能オフできるなら安心ですね😊
すべてのスキャムを防止できない
すべてのスキャムを防止することができない点は忘れてはいけません。
seedフレーズや秘密鍵というのが盗まれてしまうと、ウォレットを復元されて勝手に転送するということができてしまいます。
つまり、100%スキャムを防止できないのです!
ですので、自分たちで引き続き自衛しなければいけません!
下記のTwitterリンクを参考に守備力を日頃から高めましょう!
ぱんだロック 想定される懸念点
ぱんだロックを実装するに当たって想定される懸念点についても、APPメンバーがスペース内で話していました!
具体的には以下の2点です!
- 時間が経過した数ヶ月後、ロックしていたことを忘れてOpenSeaにリスト
- 悪意を持った人が、APPのフロア価格を下げるため低価格でOpenSeaにリスト
時間が経過した数ヶ月後、ロックしていたことを忘れてOpenSeaにリスト
最初の頃は、一生懸命アナウンスしていて、「ロックしよう」っていう風になっていると思いますが、1ヶ月、2カ月、3ヶ月経った時に自分がロックしていることを忘れ、忘れたままOpenSeaにリストするみたいな可能性がやっぱり捨てられない。
Twitterスペース
と話していました。
このままではOpenSeaにリストされていても、誰も購入することはできません!
人間忘れるもの…その可能性あるかもしれませんね💦
悪意を持った人が、APPのフロア価格を下げるため低価格でOpenSeaにリスト
悪意を持った人が、APPのフロア価格下げてやろうと目論んで、リストする可能性も0ではありません!
安い値段でリストされた
↓
ロックしてるから、いつまでも売られないでフロアに残ってしまう
↓
どんどんフロア価格が下がってしまう
上記のようなことが起こりかねません!
フロア価格が下がっていったら、APPが価値が下がっていると思われかねないですね💦
そこで、APP運営の方で2つの施策を考えています!
次の見出しでお話します!
ぱんだロック 懸念点に対する解決案
ぱんだロック懸念点に対する解決案として、以下のことを検討しています!
- 運営側でロック解除できるようにする
- ロックされたNFT(APP)がOpenSeaにリストされたら画像がさし変わる仕組みにする
運営側でロック解除できるようにする
下記のように、お話されていました!
「やっぱりフロアが下がっていってしまうのは、誰にとっても得をしない!
それを運営の方で、見つけて”これは良くない状況になりそうだ”と判断したら、運営の方からそのロックを解除する」
Twitterスペース
ことを検討されているそうです!
ただ、中央集権的な手段ではあるので、APPホルダーになる方達のご理解、ご協力をいただけたらとお話されていました!
誰も得しないなら、運営の方でロック解除できた方がいいと思います!
ロックされたNFT(APP)がOpenSeaにリストされたら画像がさし変わる仕組みにする
ロックされたNFT(APP)がOpenSeaにリストされた際は、全く見分けがつかないそうです!
いつまでも気付かない可能性があるため、自主的にそれに気づいてロック解除するなり、リストを下げるなりできるようにしたい。
そこで、画像を差し替えて「これはロック中です」のような画像が表示できるようにしたいとのことです!
確かに、「これはロック中です」って表示されていれば、すぐわかりますよね💡
【APP購入後の話】CAL&ぱんだロックを利用すると特典も✨
APP購入後の話にはなりますが、ぱんだロックをしておくだけで、ぱんだポイントというポイントが貯まるようにインセンティブ(特典)が検討されています!
「売る予定のないものは、ウォレットにそのまま置かないで売るつもりがないんだったらロックしてほしい」ということを積極的に進めて行きたい!
運営側は、この想いが大前提にあり、ぱんだポイント(検討段階の名称です)というものを作り、ポイントが多い人は特典がつくようにしたいそう。
インセンティブ(特典)として挙げられていたのが、
APPが、CNPのバー忍のように新しいキャラクターに変化する際、優先的にバー忍できる特典
上記のようなものを検討しているそうです!
これも、積極的にみんながロックしてくれるような環境っていうのを作っていきたいという気持ちがあってのことだと話していました!
みんなが安全・安心してAPPホルダーになってくれるよう、APPメンバーの方達はすごく考えてくれてるんですね😊
【1番伝えたいこと】実現できたのはエンジニアさん達のおかげ
最後にお伝えしたい部分は、「APPに関わるエンジニアさん達の努力があってこそ実現できた」という点です。
エンジニアのmasatakaさんは、上記のように「半日で実装した」とツイートされていますが、
半日で作れるようになるまで、スキルを得るために莫大な時間を使って、勉強してこられたと思います!
「ふーん、半日でできたんだー」で終わらせないでほしい
とスペースの中でお話されていました!
私も同感です!やっぱり、そこまでの積み上げがあったからこそできたこと!
その努力がなければ詐欺被害はなくならないですからね🙌
エンジニアの方々、ありがとうございます!
まとめ
APPは、アニメーターのAoさんがファウンダーを務めている、イケハヤさんが熱烈応援しているなど注目を浴びているNFTコレクションです。
ただ人気!という点だけでなく、レベルの高いエンジニアの方々がバックアップしてくれるおかげで、安心・安全に取引できるように設定されています!
ぜひ、高い技術が取り入れられているNFTコレクションという点でも価値を感じてほしいなって思います!
ここまで紹介してきたAPPメンバーは、PANDAOというコミュニティの方々で構成されています!
PANDAOに興味を持った方は、こちらの記事も参考にしてください!
コメント